歯科衛生士研修２日目②「一流の技術・考え方」

千歳烏山KI歯医者の小泉です。（vol７７４）

歯科衛生士の大御所・上間先生による院内研修２日目の様子の

続報です。

歯肉の細かい読み解き方、スウェーデン式カリオロジー（虫歯予防学）の

２つの文献輪読を行った後、前回の復習と宿題だったシャープニング

という手技の確認指導をしていただきました。

砥石とスケーラー（歯石を取る専用器具）の角度、当て方、向き、

動かし方、力加減、見るべきポイントなどを事細かにチェックして

いきました。

上間先生のデモがあり、それからみんなで実技を実習していきました。

それにしても、上間先生のシャープニングはもはや芸術です。

「まさに一流の技術だ・・・」

と、拝見していてつくづく思いました。

私も治療技術をこれまで２２年間、ずっとレベルアップをすべく

日々地道な努力を続けてきました。

最初はあらゆることをインプットし、時にはアウトプットもしながら、

改善、改良、試行錯誤の繰り返しでした。

その中で、無駄なものは削ぎ落すこともしてきました。

その作業をずっとずっと続けてきたからこそ

初めて見えた景色というのもありました。

修業時代は本当に苦しくて、１か月に５キロやせた経験もあります。

さまざまな修羅場をくぐってきたからこそ、

上間先生の技術のすごさを、見た瞬間に理解し、感じ取ることが

できたと思います。

超一流の人って、何気なく物事をこなしてしまうものだから、

見ている人からすると

「なんだ、簡単そうだな」

なんて錯覚してしまうこともあるのではないでしょうか？

プロ野球１つとっても、大谷翔平選手がいとも簡単にホームランを連発しているから

簡単なように見えてしまう人もいるかもしれませんが、次元が違いますよね。

徹底した栄養管理。

トレーニングマシーンを破壊してしまうくらいの突出して鍛え上げられた筋肉。

一流になるための考え方。（花巻東高校の曼陀羅マトリックスが有名ですよね）

信じられないような努力の上に、一流の人達は立っています。

上間先生のシャープニングを見ていて、そんな思考を巡らせました。

衛生士さん達もほぼ毎日コツコツとトレーニングをしています。

当院はさらなるレベルアップを図ってまいります。

世田谷区・千歳烏山で虫歯予防・歯周病予防に力を入れている歯医者

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