歯医者さんが教える!歯を抜くのが大変な意外なケースとは?①
投稿日:2021年12月9日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol262)
歯を抜く、というと皆さん嫌ですよね?
実は治療する側の私も抜くのはあまり好きではありません。
さて、施術する側だからこそ、なるべく手早く抜くように心がけて19年。
手前味噌ではありますが
今では「抜く」と決めたら、25分以内でまず抜いています。
(別に自慢しているわけではありません・・・。
口腔外科専門医ならこれを基準にせよ、と言われているからです。
(私は口腔外科専門医ではありませんが))
ただ、抜くのが大変なケース、やはりあります。
親知らず?違います。
確かに親知らずは大変なケースも多いですが。
みなさんが親知らず以外で大変な抜歯として
想像と違う、意外だと感じるであろうケースは、
・長らく異常を放置していた歯(虫歯、歯根破折、あるいは※違和感がある場合)
(※歯の神経が無くてずっと違和感が続いていた歯)
・レントゲン上で根尖病巣がある歯(違和感がない場合がほとんど)
・歯に太い土台が入っていて歯自体が薄くなっている(違和感がない場合がほとんど)
だいたいこの辺かと思います。
患者さんは痛いか痛くないか?腫れているか腫れていないか?だけで
物事を判断されることがほとんどですので、
上記のようなケースのうち、痛みや腫れが無いか、あってもわずか、
という程度だと、
「どうして悪くないはずなのに抜くのがそんなに大変なの?」
と思う方も多いのではないでしょうか?
続きはまた後日。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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