歯医者さんが教える!インプラントで気をつけること③
投稿日:2024年6月28日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol663)
インプラント治療を受ける際に気をつけるべきことがいくつかあります。
1.インプラントのメーカーがどこのものか?
2.歯を抜いた理由が歯周病だったかどうか?
3.定期的な歯のメインテナンスを受けてきたか?これから(も)受けるか?
4.たばこを吸っていないか?
5.全身疾患はあるか?(糖尿病、骨そしょう症など)
今日は
3.定期的な歯のメインテナンスを受けてきたか?これから(も)受けるか?
について。
定期的な歯のメインテナンスをしているかどうか?は
インプラントの長持ちにも大きく左右することが多いです。
ただ、誤解のないようにしていただきたいのですが、
インプラントだからといって特別なメインテナンスが必要なわけではありません。
定期的なメインテナンスは、ご自身のもともとある歯にとっても
非常に重要です。
ここで皆さんに考えていただきたいことがあります。
たとえば車。車検を受けないとしたら、どうでしょう?
もし知らない間に故障が進んでいたら事故につながりますよね?
歯だって同じです。
毎日せっせと歯を使います。
永久歯に生え変わってからは、ダメになるまではずっと同じ自分の歯を使い続けるわけです。
10年、20年、30年・・・。長生きすれば100年超え、という人もいらっしゃるでしょう。
一方で、長持ちすると言われている鉄筋コンクリートですら、47年と法令で定められています。
しかも、10年に1度は最低でも定期検査が必須。
歯は鉄筋コンクリートよりもずっと弱いですが、来る日も来る日も数十キロの力をかけて
ガンガン噛んでいますよね。
定期検診とメインテナンスをせず、大丈夫と言えるでしょうか?
ましてインプラントを入れるのでしたら、
その機会に歯のメインテナンスもしっかり受ける習慣を
つけるほうがずっと得策です。
メインテナンスを受けないのでしたら、私はインプラントをおすすめしませんね・・・。
(例外は非常にお口の中がきれいで歯医者さんも歯科衛生士さんも誰も文句の言いようがない
くらいの清潔なレベルを維持できている方だけです)
ただ、歯のメインテナンスは本来、楽しみながら受けるものだと私は考えます。
肩ひじ張らず、気軽に続けていくことが大切です。
インプラントだから特別ということではありません。
当院の多くの患者さんもリラックスしてメインテナンスを受けられていますよ。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
■ 他の記事を読む■