歯科衛生士が教える!歯がしみる知覚過敏とその対処法
投稿日:2022年1月14日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!歯科衛生士です。
患者さんによくご相談いただくお悩みの一つが知覚過敏です。
お困りの方も多いのではないでしょうか?今日はそんな知覚過敏についてお話します。
【知覚過敏とは】
虫歯はないのに、冷たい水や風がしみたり、
歯ブラシを当てた時にピリッとした痛みが起こる症状をいいます。
甘味や酸味の強いものも知覚過敏を起こす刺激物になります。
痛みは一過性で、刺激がなくなると痛みもなくなります。
【原因】
歯肉が下がり、歯の根元の部分の象牙質が露出することで起こります。
象牙質はエナメル質に比べて柔らかく、象牙細管と呼ばれる細い管が通っています。
歯磨きの擦過や冷水、冷風などの刺激があると、象牙細管内を満たしている内容液が移動し、
内部の歯随神経を直接刺激するため痛みが起こりやすいです。
- 歯周病の進行
- 歯ぎしりなどによる歯の摩耗
- 誤った歯みがき
- かみ合わせの異常
- 加齢
【予防と対処方法】
・ご自身で出来ること
歯みがきの際には次のことに気を付けましょう!
- 力を入れすぎない
- 歯ブラシを大きく動かさない(優しく1本1本磨きましょう♪)
- 歯肉の退縮が起きている場合、歯と根元付近を優しく丁寧に磨く
- 知覚過敏予防効果のある歯磨き粉を使う→「乳酸アルミニウム」や「硝酸カリウム」が配合されている物がおススメです。
・歯科医院で出来ること
- フッ化物塗布
- 露出した象牙質にコーティング剤の塗布やレジン充填を行う
- かみ合わせを調整する
知覚過敏は症状が消えるまでに時間がかかることが多いですが、お気軽に歯科医師・歯科衛生士までご相談ください(*’ω’*)♡
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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