親知らず
投稿日:2020年10月6日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の石川です。
皆さん、親知らずという言葉を聞くと抜くのが大変、痛いという印象を持つ方多いと思います。
そこで今回は親知らずについてお話させて頂きたいと思います。
前歯から数えて8番目の歯の事で、智歯、第三大臼歯とも呼ばれています。
永久歯は15歳くらいまでには生えそろうのですが、親知らずは10代後半から20代あたりに
生えてくることが多いです。そのため、昔の平均寿命は40歳代くらいだったので、親に知られるこ
となく生えてくる歯という事で親知らずとなったとも言われています。
この親知らずですが、どういう時に抜く必要がでてくるのでしょうか。
勘違いをされている方が多いですが、まっすぐ、歯並びに沿って生えている親知らずは必ずしも抜く必要はないのです。
ただ、ほとんどの人がしっかり生えてこれず、虫歯になったり、歯茎が炎症を起こし痛むなど
症状が出てしまい抜歯になるのです。
では、この親知らずどんな風に抜いていくのでしょう。
基本的には図のような流れで抜いていきます。
この時に、歯茎を切ったり、骨を削るため強い痛み、腫れが出たりするのです。
また、下顎管という神経が通っている所に近いと麻痺がでる可能性もあるため注意が必要です。
ですので、親知らずの抜歯を行う前には、しっかり先生と相談してください。
という方はこまい歯科までご連絡ください。
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