歯科における正しい新型コロナウイルス感染対策③
投稿日:2020年11月2日
カテゴリ:歯科のコロナウィルス対策
当院ではクラスB滅菌器を2台使用しております。
ヨーロッパ規格ではクラスB、クラスS、クラスN
という3種類の滅菌サイクルのクラスがあります。
その中で唯一クラスBだけが
全ての形状の物を滅菌できるとされています。
つまり、
クラスB滅菌器は
最も信頼性が高く
最も安心安全
ということです。
新型コロナウイルスは当然のこと、
おなじみのインフルエンザウイルス、
B型肝炎、C型肝炎、HIV
など
あらゆる危険な病原体であっても全て滅菌できるわけです。
この滅菌器を使って、当院では
タービン(キーンと歯を削る機械)
コントラ(低速回転で歯を磨いたり削る機械)
エンジン(詰め物、かぶせ物などを調節する機械)
3ウェイシリンジ(歯に水や空気をかけるノズル)
その他歯科医療器具など
を清潔な状態にして使用しています。
当然これらは患者さん毎にすべて交換しております。
このように言いますと、
何でもかんでも滅菌器を使えばよいのでは?
と思う方がいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、滅菌器が使えないものも残念ながら複数あります。
たとえばプラスチック、ゴム、といった熱に弱い製品がそうです。
これらは高水準消毒薬を使用して殺菌しております。
この高水準消毒薬については別の機会にご紹介します。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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