歯医者さんが教える!精密根管治療の目的とは?②
投稿日:2024年10月21日
カテゴリ:ドクターズブログ
千歳烏山KI歯医者の小泉です。(vol708)
「精密根管治療(マイクロスコープを使った根管治療)の目的は、
できるだけ歯を抜かないために、そしてできるだけ歯を長持ちさせるためです。
(※根管治療=歯の神経を取る処置、神経を取った歯の内部を清掃消毒して炎症を取る処置)
さらに言えば、インプラント、入れ歯、ブリッジを
できるだけ避けるために行う処置が
マイクロスコープを使った精密根管治療とも言えます。
インプラント、入れ歯、ブリッジというのは、
歯を抜いた後に人工的に歯を補填するための方法です。
インプラントが良いとか、ブリッジが優れているとか、入れ歯が向いている、
といった優劣の判断は、患者さん1人1人で当然異なります。
ただ、原則はやはり自分の歯が一番良いものです。
私もインプラントが1本入ってはいますが、やはり自分の歯に比べると
わずかながらに劣るポイントというのは確かにあるにはあります。
(実際にはあまり気にしていませんが)
もちろん世の中には100%成功する方法など存在しません。
精密根管治療であっても
初めて歯の神経を取るケースで90%
既に神経を取ってあるケースで60-80%
というように、少ないながらも一定の割合でうまくいかないケースも存在します。
ただ、あきらめたら抜歯しかないわけです。
歯が再生して生まれ変わって新しく生えてくるわけでもありません。
特にどこかの歯医者さんで抜歯宣告された歯というのは、
普通だと残すのは難しいものです。
あきらめきれないようでしたら、
一度精密根管治療を実施している歯医者さんに
ご相談してみてはいかがでしょうか?
をお探しの方は千歳烏山KI歯医者までご連絡ください。
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