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歯医者さんが教える!インプラントで気をつけること⑤

投稿日:2024年7月3日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol665

 

インプラント治療を受ける際に気をつけるべきことがいくつかあります。

1.インプラントのメーカーがどこのものか?

2.歯を抜いた理由が歯周病だったかどうか?

3.定期的な歯のメインテナンスを受けてきたか?これから(も)受けるか?

4.たばこを吸っていないか?

5.全身疾患はあるか?(糖尿病、骨そしょう症など)

今日は

5.全身疾患はあるか?(糖尿病、骨そしょう症など)

について。​

糖尿病はやっかいですので気をつけなければなりません。

 

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という値が1つの目安になります。

 

HbA1cが7を超えたらインプラント手術は不可です。

 

厳しめの基準ですと、6.5以上はインプラントを推奨しない、

という先生もいらっしゃったりします。

 

また、HbA1cの値だけで判断してはいけません。

糖尿病がコントロールできているか?という観点も重要です。

 

それから骨そしょう症。

 

この病気で問題になるのは薬剤関連性顎骨壊死です。(後日解説します)

 

ビスフォスフォネート製剤、抗RANKL抗体、抗スクレロスチン抗体を処方されている場合、

術後に顎の骨がやられてしまう(壊死)危険性がありますので要注意です。

 

 

 

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