患者さんの質問:差し歯とインプラントって同じですか?
投稿日:2024年9月11日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol699)
患者さんからの質問で、
「差し歯とインプラントって同じですか?」
というのがたまにあります。
差し歯とインプラントは全然違います。
ではどう違うのか?をご紹介しますね。
まず差し歯。
これは文字通り、歯に差し込んで入れる歯のことです。
実はこの差し歯、というのも本当は今はほとんど行われていませんが・・・。
以前は、神経を取った歯に対して、金属の土台と歯が一体になった状態で
まさに差し込むように歯を装着することから「差し歯」と言われていました。
それがこの30年くらいでガラッと変わっています。
それは、神経を取った歯に、まず土台を装着するのです。
その上でかぶせ物を作って歯を回復する、というやり方です。
つまり、差し歯が土台とかぶせ物の一体型なのに対し、
今のやり方は、土台とかぶせ物が別々に作製され、別々に装着する、というものなのです。
いずれにせよ、どちらも自分の歯に対して装着する点には変わりありません。
そしてインプラントと全く違うのは、自分の歯に対して装着するのが差し歯ですが、
インプラントは自分の歯を完全に抜いた場所に入れるものだということです。
このように両者は全く違うものですので今一度ご確認ください。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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