当院のインプラント手術における滅菌・消毒の考え方
投稿日:2023年7月26日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol526)
当院では、インプラント手術においては
・滅菌された器具はもちろんのこと
・患者さん用の滅菌ドレープ(身体、顔にかける不織布)
・器具を置く台に敷く滅菌不織布
・インプランター(患者さんのお口に入る部分や術者が触る範囲)
・手術用滅菌ガウン
・手術用滅菌グローブ
など、すべて滅菌されたものを使って、
手術レベルの清潔域
を確保しています。
決して単なる診療着だけでインプラント手術することはありません。
また、使い捨て(ディスポーザブル)で済むものは
なるべく使い捨て製品を選んで使用しております。
手術にあたるドクター、アシスタントも、医療ドラマに出てくるような
術前の手洗いと消毒を、手指から腕にかけて念入りに行うよう徹底しております。
そのため、手術の準備には20~30分程度の時間を要してしまいますが
その点は予めご了承ください。
(診療台に空きがあればお待たせする時間が短縮される場合もあります)
インプラント手術自体は
実は歯を抜くのと同じ程度のダメージであることがほとんどです。
しかし、身体の中に埋め込むフィクスチャーと呼ばれるスクリュー部分は
滅菌された状態のままで一切の雑菌を付着させることなく
顎の骨に埋め込みたいので、
このような厳しい手術レベルの清潔な環境を作って
いるわけです。
このやり方はインプラント発祥の地・スウェーデンや、インプラントが多いアメリカでは
当たり前に行われています。
当院もそのレベルに合わせて施術しておりますのでご安心ください。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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