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歯医者さんが教える!歯に亀裂が入ったらどうしたらいいの?

投稿日:2021年7月26日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol199)

 

患者さんから

「歯に亀裂が入っているのですが、何か治療したほうが良いですか?」

とよく質問を受けます。

答え:基本的には治療しません。

ただし、亀裂が増えてきて

不安だ、

歯がしみるようになった、

歯が欠けた、

等と言う場合にはいくつか対処法があります。

 

そのうち、亀裂部分の歯が一部欠けてきた場合にはレジンと呼ばれる白い詰め物を

流し込むことができるかもしれません。(効果があるかどうかを見極めてからですが)

 

また、夜間にマウスピースを装着するのも1つの手です。

 

歯に亀裂が入ったとしても、多くの場合は

エナメル質

と呼ばれる歯の表面(皮膚に相当する部分)だけで済んでいる場合のほうが

圧倒的に多いでしょう。

 

ただし、中にはエナメル質の内側の象牙質に及ぶ場合もあります。

 

ひどいと歯の神経にまでその亀裂が届いてしまっているケースもあります。

 

特に歯の神経にまで及ぶ亀裂の場合は、

いずれ歯の神経に炎症が起きて痛みが出てくる可能性が高いでしょう。

 

しかし、このような微細な亀裂の全てが目に見えるとは限らないのがやっかいです。

 

一番困るのがマイクロクラック。

目に見えない亀裂が歯の神経にまで到達してしまっている場合のことです。

 

この場合、一見すると歯には虫歯が無くてレントゲン上でも異常がない、

ということがほとんどです。

 

しかし、歯がしみる。

 

それで、最初は知覚過敏を疑うわけですが、なかなか治らない。

 

そして、月日が経って、痛みが強くなりだして再度チェックしてみたら、

どうやら歯の神経がダメになっているようだ、と。

 

こういうケースはあくまで結果論です。

最初から歯が割れてしまっていると

判明したわけではないのがやっかいな点なのです。

 

何はともあれ、歯に亀裂があって心配だ、症状がある、という場合は

一度歯医者さんにチェックしてもらうと良いでしょう。

 

世田谷区・千歳烏山で予防歯科に力を入れている歯医者

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