歯医者さんが鬼滅の刃で感じた歯のこと①
投稿日:2020年12月4日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol92)
鬼滅の刃は映画がタイタニックを超える興収となったらしいですね。
単行本も本日最終巻が発売とのこと。
ものすごい人気です。
(△映画のホームページで無料配布されている塗り絵です。
吾峠先生、使わせていただきます)
私は映画を見に行ってはいませんが、あまりに流行っているので
漫画を読んでみました。
いろんな鬼が出てきますね。
鬼を見て、まず目につくのは牙ですよね。
あの牙、「鬼歯」の1つなのだそうです。
歯医者さん的には牙のように生えた歯=「八重歯」です。
ちなみに鬼歯で他に有名なのは、先天性歯というのがあります。
これは生まれたばかりの赤ちゃんに既に生えている歯、
もしくは
生後3か月以内に生えてきた歯のことを指します。
先天性歯は別名、魔歯とも言います。
これは正常な歯に比べてもろいので、
表面が白濁しています。
ただ、先天性歯は授乳に邪魔だし、
赤ちゃんの口の中を傷つけて潰瘍をつくる(リガ・フェーデ病)ので、
もし出てきたら困った存在です。
もっとも自然に抜けることが多いですが、
抜かないといけないとなると赤ちゃん本人はもちろんのこと、
親御さんにとっても歯医者さんにとってもやっかいですね。
世の中の赤ちゃん達がなるべくそうならないことを願うばかりです。
あとは、鬼たちは身体が再生する、ということで、
歯が抜けてもすぐ新しい歯が出てくるんですね。
この話はまた後日しましょう。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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