歯医者さんが教える!歯を治したら一生悪くならないの?②
投稿日:2021年10月28日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol244)
歯医者さんで入れた詰め物やかぶせ物にも寿命がある、
って考えたことはありますか?
銀歯は一般に詰め物で5.4年、かぶせ物で7.5年の寿命
であることが判明しています。
<寿命の目安>
銀歯 5~7年
ハイブリッドセラミックス 7年
セラミックス 10年
ゴールド/白金加金 10年?
ここでゴールド/白金加金には
10年?
と、「?」マークをつけました。
10年ひと昔と言いますが、10年というのは意外と長い年月です。
家電製品なんかは10年でまずダメになるものです。
車も10年もすればかなりボロボロになってくるでしょう。
建築物でも10年もすれば10年点検がありますが、何かしら問題が発生する場合が
多いからに外なりません。
まして歯はこの地球上のどの環境よりも過酷な状態に置かれています。
(火山や北極・南極などを除く)
そういう状況で10年も持つ、というのは大変なこととも言えるのです。
それでもゴールド/白金加金は
実際には10年どころか20年、30年、40年も大丈夫なケースが
実は結構あります。
「一生持ちますよ」
と患者さんに言って差し上げたいのはやまやまですが、
一般的には無理であることをご承知おきください。
あえて一生持つ可能性もゼロではないという点では、
ゴールド(18K金合金)や白金加金で精密に作られた詰め物やかぶせ物なら
期待できるかもしれません。
(強烈な歯ぎしり、食いしばり、硬い物大好き、交通事故などといった厳しい条件に
当てはまらないことが必須ですが)
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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