歯医者さんが教える！マウスピース矯正で失敗しないために③

千歳烏山KI歯医者の小泉です。（vol７２２）

​マウスピース矯正がうまくいかなくて困っておられる患者さんが

けっこうおられます。

当院でもよくご相談を受けます。

その最たるものが、

「マウスピースが途中で合わなくなって止めてしまった」

です。

治療を進めようにも、追加費用が発生してしまうケースも見られます。

マウスピース矯正にはいくつかの種類はありますが、

特に最初に歯型を採れば、あとはマウスピースを受け取るだけ、

というタイプのものはくれぐれもお気をつけください。

このタイプのマウスピース矯正を全否定するつもりはありません。

患者さんにそれなりの覚悟と自律が求められるということなのです。

マウスピース矯正をご検討の方で、

●１年、２年、３年、とマウスピースをつけ続けること

●３０枚、５０枚とかのマウスピースを一切紛失しないこと

の２点を守れそうにない、

というようでしたら別の方法を検討されてはいかがでしょうか？

その方法は２つあります。

①ワイヤー矯正を併用する

②マウスピースの作製を１回に３～５ステップまでとする

前歯の歯並びを治したいだけ、というケースで適応症例であれば

ワイヤー矯正も最小限の範囲に接着したり、

追加料金はかかりますが裏側に装置をつけて行うこともできる場合があります。

上の写真はマウスピース矯正を始めたものの、めんどくさがり屋さんで

全然マウスピースを使わなかったために、ワイヤーに切り替えた方です。

また、マウスピースを紛失してしまった、という方は当院でも複数おられますが、

３０枚とか５０枚作って紛失・破損した場合に比べれば

被害は最小限に済みます（それでも数万円かかりますが・・・）。

ということで、選択肢の１つとして知っておかれるとよいかと思います。

世田谷区・千歳烏山でマウスピース矯正を行う歯医者

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