歯医者さんが教える!矯正歯科治療の種類①
投稿日:2021年4月12日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol153)
最近、矯正治療のご相談が立て続けに入っております。
矯正歯科治療にはどんな種類があって、どんな特徴があるか?を
ご説明します。
大きく分けるとこの4つです。
1.ブレース(マルチブラケット)
2.マウスピース矯正
3.床矯正
4.徒手矯正
1.ブレース(マルチブラケット)
歯の矯正、というと真っ先にこれを思い浮かべる人が多いと思います。
歯の表面に装置をつけて、金属のワイヤーを通して歯を動かします。
金属は嫌だ、できるだけ目立たないようにしたい、と考える方は
日本だととても多いようです。
(海外、特にアメリカは真逆ですが・・・。)
そこで、当院では上の図のように見える範囲は
透明な装置(ブラケット)を、
力がかかる奥歯だけ金属の装置(ブラケット)を
それぞれ歯に接着するようにしております。
私が小学生の時に同級生が全ての歯に銀色の装置をつけていたことを
思い出しました。
ずいぶん変わりましたね。
あとはさらに、金属の表面に白いコーティングをしたホワイトワイヤー
という白い金属線もオプションで選ぶことができます。
しかし、ホワイトワイヤーは、使用していくと患者さんの満足度が下がっていくのです。
これは意外と一般には知られていないことではないでしょうか?
どういうことだと思いますか?
理由はコーティングです。
1ヵ月もしないうちにコーティングが歯磨きでボロボロになってしまいます。
すると銀と白のまだら模様となってしまうからです。
もう1つの理由は、白のコーティングが不自然すぎるということです。
逆に目立ってしまうのです。
結局、普通の金属ワイヤーを使った方が費用も安く、見た目もマシだということだったのです。
世田谷区・千歳烏山で歯の矯正を考えている方は
こまい歯科までご連絡ください。
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