歯医者さんが教える!歯の矯正治療ってどんな流れ?
投稿日:2021年4月19日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol157)
「歯の矯正治療って、どんなふうに進むんですか?」
という質問が先日ありました。
これは歯科医院によって多少違ってきますが、
基本的な流れは同じはずですのでそれを押さえましょう。
1.診査&ご相談
相談する前に、まずはどういうかみ合わせ、歯並び、骨格のパターンか?
を診断する必要があります。
レントゲンを撮影することと、お口の中を実際に診察してみれば
だいたいのことはわかります。
その他、
コンピューターあるいは歯型を採って模型でシミュレーションするとか、
CT撮影をするとか、その他X線写真を撮るとか、
いろいろあります。
ただ、どんなに情報があっても結局は診断が大切です。
どういうパターンなのか?によって、どういう治療方法を選択するのが良いのか?
担当の先生とご相談してください。
必要な費用、期間、その他注意点などの概要も確認しましょう。
2.最初の状態の記録(追加)
初診日に全てを記録することは現実的ではありません。
そのため、矯正をする、となったら後日追加で状態の記録資料を作る必要が生じるでしょう。
※時間に余裕がある、最初から1回で全ての資料を取る、という医院もあります。
その場合は料金がかかる場合がほとんどですので事前に確認すると良いでしょう。
3.治療内容の同意と契約
担当の先生からの説明を聞き、文書も読んだうえで、よく理解されたら
治療開始するかどうか?を決めましょう。
決まったら、治療内容の同意書と契約書にサインとなります。
これで次から矯正治療開始です。
4.矯正治療
内容は割愛します。
5.矯正治療が終わったら「歯の保定」&メインテナンス
ここが一番大事です。
矯正治療が終わったら、必ずリテーナーを装着します。
これを「歯の保定」と呼びます。
歯の保定は担当の先生の指示に必ず従ってください。
また、必ずメインテナンスを定期的に受けましょう。
これも同じく大事なことです。
せっかくきれいな歯並びを手に入れたのですから、大事にしましょう。
世田谷区・千歳烏山で歯の矯正治療をお考えの方は
こまい歯科までご連絡ください。
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