歯科衛生士が教える!歯の食いしばり
投稿日:2022年3月16日
カテゴリ:ドクターズブログ
こんにちは。歯科衛生士です。
食いしばりを自覚したことはありますか?
歯を食いしばるだけでは体に悪影響が出ることはない
と思うかもしれませんが、
実は食いしばりによる身体への負担は非常に大きくて体に悪影響を与えます。
食事中に歯を食いしばるときにかかる負担は60㎏程度です。
無意識の食いしばりでは、体重の約2倍程度の大きな負担がかかります。
【症状】
・歯が割れてしまうことがある
(歯を食いしばると歯に大きな負担がかかる。この負担が蓄積されて臨界点を超えると割れる)
・亀裂が入り知覚過敏を起こし、冷たいものが歯にしみる症状が現れる
・歯科で詰め物やかぶせ物をしている場合は、欠けてしまう
・虫歯や歯周病を起こす
・顎関節症
・頭痛や肩こりを起こす
口周りだけ出なく、食いしばりの影響は全身に伝わることも珍しくはありません。
【考えられる原因】
・かみ合わせが悪い
・不安やストレスを抱えている
・口の中にある金属が合っていない
・食事の際に奥歯ばかり使用する(軟らかい食事を摂る機会が多いと
かみ切る必要が無いので奥歯に負担がかかります)
【対策】
・マウスピース
・日頃から上下の歯を接触させないようにする
(仕事や料理、細かいことに集中している時や、
運動、何かに夢中になっている時動作の合間に確認してみて下さい)
ストレスをため込まず生活することは
コロナ禍という事もあって難しいと思いますが、
解決の糸口が見つけられたらと思います。
なにかお困りなことがありましたら、定期検診やクリーニングにいらした際にご相談下さい。
世田谷区・千歳烏山で歯のクリーニングを受けたい
という方はこまい歯科までご連絡ください。
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