歯医者さんが教える!矯正歯科治療の種類②
投稿日:2021年4月14日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol154)
4月になり新しい季節を迎えたからでしょうか。
最近、矯正治療のご相談が立て続けに入ってきております。
そこで矯正歯科治療にはどんな種類があって、どんな特徴があるか?を
解説しています。
今日は2日目。
2.マウスピース矯正
見えない、目立たない矯正
というのがセールスポイントなだけあって
問い合わせが非常に多いです。
ただ、大事なのは適応ケースか否か?の判定です。
そもそもマウスピース矯正の守備範囲は決まっています。
とりわけ
・歯を抜く必要がないケースであること
・著しい凹凸ではないこと
は忘れてはなりません。
しかしインターネットを見ると、
あたかもこれらのケースであっても
何でもかんでもマウスピースで治せます!
みたいな感じでうたっている部分も散見されます。
確かに近年のIT関連分野の成長は凄まじいものがあります。
歯科でも様々な部分でデジタル化が発展している最中です。
しかし、もっともっとテクノロジーが進化しないと実現できない部分が
実際にはまだまだあって、
今のレベルではまだ従来の守備範囲と大して変わっていない、
と感じています。
ところがアメリカではついに
自分で歯形を取ってメーカーに送れば
マウスピース矯正セットが送られてくる、
という事態にまで至りました。
しかし、これは早くもいろいろ問題が連続発生しており、
大変な批判が寄せられたそうです。
治せる範囲とそうでない範囲。
それを冷静に判断しないと、失敗するでしょう。
もちろん簡単なケースは当然マウスピース矯正も可能ですから、
とにかくご心配な方は、担当の先生にご意見を聞いてみてはいかがでしょうか?
世田谷区・千歳烏山で歯の矯正をお考えの方は
こまい歯科までご連絡ください。
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