歯医者さんも実感するたんぱく質の重要性
投稿日:2023年10月18日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol563)
プロテインブーム、続いていますね。
スポーツやトレーニングをする人にとってはずっと前から常識でしたが、
近年は普通の人でもたんぱく質摂取をしっかりしないと健康を損なうことが
認識され始めているようです。
実は歯科でも重要です。
一番効果を実感したのがインプラント手術。
抜いた歯の部分の顎の骨の回復が良い
明らかに治りが速い・良い
といったケースをけっこう診てきました。
骨、というと必ず「カルシウムが重要なんでしょ?」と言われます。
しかし、実は骨はカルシウムだけではできません。
鉄筋コンクリートと同じような造りになっています。
つまり、鉄筋部分がコラーゲンという線維。
コンクリート部分がカルシウムとリンでできたハイドロキシアパタイトを主体とした成分。
成分比だとコラーゲン線維が30%、ハイドロキシアパタイト主体の部分が70%。
しかしコラーゲン線維がないと骨はうまくできないのです。
そのコラーゲン線維は、たんぱく質からつくられます。
たんぱく質はギリシャ語の「プロテイオス」という語源だそうです。
「プロテイオス」は「第一の」「最も大事な」という意味があるそうです。
その名の通り、たんぱく質は生命の源であり、最も大切な栄養素です。
我々日本人は欧米諸国に比べてたんぱく質摂取量が半分程度しかない、と言われています。
皆さんもたんぱく質を1日あたりどれだけ摂取できているか?を
目分量ではなくきちんと数値で計算してみてはいかがでしょうか?
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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