精密根管治療ってどのくらいの人が受けていますか?
投稿日:2024年5月9日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol642)
根管治療が必要になった患者さんからのご質問で、
「精密根管治療って、どのくらいの人が受けていますか?」
というのがたまにあります。
私の患者さんの場合はですが、
約90%
の方が精密根管治療(マイクロスコープを使った根管治療)
を受けておられます。
多くの方はご紹介、あるいはネットで探してきて
私を指名して治療を依頼されます。
昨年は青森県、長崎県、
茨城県、山梨県、はたまた韓国
といったように、
遠くから来院される患者さんもいらっしゃいました。
もちろん肉眼での根管治療も少し行ってはいますが、
やはり精密根管治療との差は歴然です・・・。
両者は同じ根管治療という名称がついているものの、
私は全く違う治療だとすら思っているのです。
歯がダメになったら抜歯してインプラントにする、
という考え方は確かに合理的かもしれません。
しかし、インプラントにいきなり行くのではなく、
できる限りご自身の歯を温存する価値というのは
かなり大きいと考えられます。
ご自身の歯には歯根膜というセンサーがありますが、
これは三叉神経と呼ばれる感覚神経であり脳神経でもあります。
すなわち、ご自身の歯は脳に対して直接刺激を与える存在でもあるのです。
さらに、噛むと歯の歯根膜から脳に向かって血液が押し出されたり、
噛んでいるという電気信号が脳に伝わることで脳を活性化させたり、
といったように、認知症予防にもつながっていたりしているからです。
インプラントは最後の手段。
やはり、自分の歯を残す価値はプライスレスなのです。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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