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患者さんからの質問:インプラントと引っ越す可能性②

投稿日:2023年9月4日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol545

 

インプラントにおいて、引っ越しは確かに問題になる場合があります。

 

私個人的には、自分の施術した患者さんが今後どうなっていくのか?を

ずっと見守っていきたい、という想いは常に持っていますので

引っ越される場合にはやはり心配しますが・・・。

 

では、具体的に何が問題になるか?

 

インプラントを入れて歯が完成した後に起き得るのは

①ネジ止めしている土台(アバットメント)が稀に緩んでくる可能性

②かぶせ物が摩耗・劣化してくること

③インプラント歯肉炎・周囲炎が起きる可能性​

の3つが主です。

このうち、①と②においてはインプラントメーカーを把握しておく必要があるのです。

それは治療器具における互換性がほとんどないためです。

 

①はネジを締め直せば良い場合がほとんどですが、それに使うドライバーが

メーカー専用のものでなければなりません。

②も場合によってはメーカー専用の器具が必要になることもあります。

 

インプラントメーカーだけでも、世界に数百社、数百種類あるといわれています。

 

つい最近も、アジアのどこかで先発の製品を真似たインプラントが発売された、

というのを目にしました。

 

インプラントメーカーのメジャーメーカーであっても

M&Aが進んで様変わりしてきた状況です。

その中には数は少ないですが販売停止された製品もあったりします。

 

となると、経営規模が大きいメーカーでないと心配になってきます。

 

その点においては当院でも気にをかけています。

 

幸い、当院で扱っている2社のインプラントメーカーにおいては次の通りです。

 

ストローマン社は世界No1シェアをずっと維持し、さらに拡大しているようです。

 

Zimmer社も整形外科の分野ではジョンソン&ジョンソンに次いで世界2位の規模ですし

M&Aで会社の母体もより大きくなってきています。

 

なので、インプラントを検討する際に引越しを気にされるなら

インプラントメーカーもよく選ぶ必要があると考えています。

 

世田谷区・千歳烏山でインプラント治療の経験豊富な歯医者

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