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歯医者さんが教える!歯根破折に強い土台①

投稿日:2022年11月17日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol424)​

 

歯医者さんで歯の神経を取った後に

土台の種類を選ぶ必要があります。

そしてその土台にはいくつかの種類があるのですが

ご存知でしょうか?

 

歯に入れる土台には保険診療と自由診療(保険外診療)

の2つの枠組みがあります。

 

保険診療ではシルバーコアやレジンコアというものが主流。

 

自由診療では金合金、白金加金合金といった貴金属でできた金属製の土台と、

グラスファイバー製の土台(=ファイバーコア)の2つに大別されます。

 

これらのうち、材質という観点で言いますと、

ファイバーコア

が世界的には主流です。

 

日本でもファイバーコアがかなり増えてきていますが、

保険診療、自由診療の枠組みによって使われている材料はばらけています。

 

一方、歯根破折といって歯が折れてしまうという困った事態が起きる場合があります。

 

これは主に歯の神経を取った歯に起きることです。

 

そしてこの歯根破折を起こす確率が最も低いのがファイバーコアなのです。

 

今から20年程前、とある開業医の先生のところで見学させていただいたことがあります。

 

その先生は相当な勉強家として知られており、私も大学の恩師の1人に紹介していただいて

行った経緯があります。

 

その当時、まだ新しく出たばかりのファイバーコアについてお聞きしたところ、

「歯に入れる土台は金属でないとダメだよ。嘘だと思うならやってみなさい」

と言われたことは、今でもはっきり覚えています。

 

しかし、その後数年して、

その先生も自由診療においてですが、ファイバーコアに切り替えておられました。

 

おそらく知見が集まり、大丈夫だ、という確信を持たれたのでしょう。

 

何しろ当時はまだファイバーコアが世の中に登場したてでした。

 

海のものとも山のものともわからない状態だったでしょうから、無理もないでしょう。

 

あれから20年以上が経ち、私も歯医者として20年過ごしました。

 

さまざまな症例を経験しましたが、

ファイバーコアは明らかに歯根破折しにくい材料だと

つくづく感じています。

 

 

世田谷区・千歳烏山で歯をなるべく抜かない歯医者

をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。

 

 

 

 

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