歯科麻酔
投稿日:2020年6月30日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の石川です。
治療が痛いから歯医者さん嫌いって方多いと思います。
そこで使われるのが歯科麻酔です。
歯科麻酔と言っても皆さんが思い浮かべる注射で行う以外にも様々な方法があります。
今回は各種の麻酔法をご紹介いたします。
①表面麻酔法
麻酔薬を歯茎の表面に塗って感覚を麻痺させる方法です。
これだけでは麻酔効果は低いので注射の麻酔を行う前に塗っておき、注射の痛みを
軽減させるために使います。
②浸潤麻酔法
痛みを取りたい部分の歯肉に麻酔薬を注射する方法です。皆さんが苦手なあれです。ただ今は、
注射の針を細くしたり、電動式注射器にし麻酔薬の出る量を少しずつにするなどだいぶ注射による
痛みは軽減されました。
さらにこまい歯科では針のない注射器も用意しています。
針の代わりに先端から麻酔薬が強圧に噴射されます。これを歯肉に当てて麻酔を効かせるのです。
ただ深い部分に麻酔を効かせるにはこれでは不十分ですので、前麻酔として使用し、その後
通常の針麻酔を行います。この時の針の痛みを大幅に緩和できます。
③伝達麻酔法
麻酔の効きづらい下顎の奥歯の治療、親知らずの抜歯をするときに行う方法です。
歯に効かせるのではなく、下顎神経の根元から麻酔を効かせます。なので広範囲に
麻酔の効果が出ます。
その他の麻酔法として
1、吸入鎮静法
笑気と呼ばれる麻酔ガスを鼻から吸入し、不安や恐怖心を取り除きます。
これによりリラックスして治療が受けられ、麻酔の注射の痛みもほとんど感じなく
なります。ただ、こまい歯科では行っておりません。
2、静脈内鎮静法
麻酔薬を点滴のように血管内に注入する方法です。笑気より効果は強く、
うたた寝のような状態で治療ができるので不安や恐怖心はほとんど感じずに治療ができます。
こまい歯科では麻酔科医を招いて安全に行っております。
麻酔と言っても様々な方法があるのがわかったでしょうか。
気になる方はお気軽にご相談ください。
をお探しの方はこまい歯科までご予約ください。
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