歯科衛生士が教える!歯磨きのタイミングとは?
投稿日:2022年4月1日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。こまい歯科・歯科衛生士の中尾です。
一時期、患者さんから何度も受けた質問があります。
それは、
Q:「歯磨きはいつするのがいいですか?」
「食後すぐは良くないとテレビで見ました。
でも、食後すぐに磨いたほうがいいとも
聞きました。どちらが正しいですか?」
です。
歯科衛生士の専門誌に回答がありましたので、お答えします。
正解は“食後すぐ、30分以内”です!
なぜかというと、
虫歯予防のための歯磨きの目的は、
虫歯菌のえさになる糖質を取り除いて、
虫歯菌が酸を作って歯を溶かさないようにするためです。
「歯磨きはいつが良いか論争」は、時代ごとに移り変わっていったため、
戸惑う方が大勢いました。
流れとしては、
・昭和→ブラッシングは1日3回、食後3分以内、3分磨く!
・平成中期→食後すぐ磨くと、食事中の酸で歯の表面が脆くなっているので、
歯を傷つけてしまう恐れがある。
唾液の成分が歯を修復してから磨くほうが良い。
※これは、酸蝕症に関するお話でしたが、一般論としてメディアを介して広まりました。
・令和→食後すぐ、30分以内!
虫歯予防のための歯磨きは、虫歯菌のえさになる糖質を取り除いて、
虫歯菌が酸を作って歯を溶かさないようにするため、
食後すぐの歯磨きが推奨されています。
時代と共に常識も変化していきます。また情報がありましたらお知らせしますね。
世田谷区・千歳烏山で歯の予防・クリーニングに力を入れている歯医者
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