東京科学大学歯学部の教授と対談してきました
投稿日:2025年3月12日
カテゴリ:ドクターズブログ
千歳烏山KI歯医者の小泉です。(vol747)
先日、私の北大時代の同級生にして最年少で教授になった相田教授と
22年ぶりに再会し、いろんなディスカッションをしてきました。
私は臨床の道をずっと歩んできましたが、
彼は北海道大学、東北大学、イギリス、と武者修行され、
同級生の中でも最年少で准教授に就任、
さらに気づいたらもう教授になっておられました。
特に国立大学で母校以外の大学で教授になるのは
なかなか難しいと聞きます。
虫歯と人生におけるさまざまなファクターとの相関関係の調査論文を
15年近く前に発出されましたが、当たり前?だろう?という感覚的な部分を
きちんとデータで示してくださったことは画期的な功績だと思います。
先日も本ブログの中で相田教授の論説を一部ご紹介しましたが、
もっと世の中に知っていただけたら良いな、と思っております。
また、歯医者さんはよくコンビニエンスストアよりも多いから大変だ、
と言われています。
確かに数はそうなのですが、必ずしも真実ではないようです。
実は、歯の病気(主に虫歯、歯周病)は世界一多いという調査結果が出ております。
だから意外と歯医者さんが足りていない可能性すら実はあるのです。
その証拠に、歯の歯石取りを受けたい、と言って歯のクリーニングを予約しようと
しても、どこの歯医者さんも2か月、3か月先まで取れないようです。
私はずいぶん前からこの点を危惧しておりましたが、
相田教授も同じ指摘をされておられました。
日本は既に前代未聞の人口減少社会が始まっています。
人手不足も大きな社会問題となりましたが、これからさらに残念ながら加速するでしょう。
それは人口動態を見れば一目瞭然です。
今まで当たり前と思っていたサービスは、日本各地で当たり前ではなくなっていく。
そんな時代に入ったのです。
歯のクリーニングの予約1つとっても、貴重な社会資源ですので
予約を取れた方は大事にそのチャンスをつかみ取り続けてください。
という方は千歳烏山KI歯医者までご連絡ください。
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