歯医者さんが教える!シーラントと歯の予防③
投稿日:2022年3月23日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol309)
前回までの記事も含め、
シーラントの意味はあるのか?
と疑問視する人もそれなりにいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、実は私はシーラントは必要だと考えています。
(リスクが低い方は不要とも考えますが)
ただし、レジンシーラント、グラスアイオノマー系シーラントのいずれもダメだ、とも
考えています。
ましてシーラントして虫歯ができた、など話にならないし、
1%たりともあってはならない、と考えます。
ではどうするか?
答えは、純粋なグラスアイオノマーシーラントを用いる、というものです。
もちろんこの材質にも良い点悪い点はあります。
悪い点は維持率が低いことです。
しかし、実は主流のグラスアイオノマー系シーラント(フッ素徐放性レジンシーラント)
ですら半年で半分近く脱落しますが、
実はグラスアイオノマーシーラントも同じくらい脱落しやすいので、決して維持率が
低すぎるということはありません。
何より安心なのは、このシーラントの周囲とその下の部分では、
100%虫歯が発生しない
という絶対的な安心感があるのが最大のメリットなのです。
「100%」と言い切れるものは、なかなかこの世の中にはありませんよね?
だから、私はシーラントを行うにあたり、
当院に入ってから上記の理由を説明して
グラスアイオノマーシーラントに
切り替えてもらいました。
このシーラントは、主流のグラスアイオノマー系シーラント(フッ素徐放性レジンシーラント)
よりもはるかにフッ素放出量が多く、しかも中長期的には自然に取れていきます。
そして絶対に虫歯にならない。
グラスアイオノマー系シーラント(フッ素徐放性レジンシーラント)と違って
いつ誰が行っても失敗しない。失敗するとしても単に取れるだけで、虫歯につながることはない。
こんな安心な材料を利用しない手はありませんね。
世田谷区・千歳烏山で歯の予防・シーラントに力を入れている歯医者
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