歯医者さんが教える!歯列矯正で知っておきたいこと②
投稿日:2023年9月25日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol555)
2.歯列矯正を始めるのはいつが良いか?
一概に早ければ早いほど良い、というわけではありません。
例えば、単なる歯並びのデコボコ(叢生)を治すのであれば、
場合によっては中学1、2年生くらいから治療開始したほうが
良かったりもします。
反対咬合(下の歯が上の歯よりも前に出ている)の場合は、
歯が原因でそうなっているのであれば6歳頃から治療開始したほうが
良かったりもします。
ひと口に「歯並び」といっても、実はいくつものパターンがあります。
(専門用語では顎態パターンと呼びます)
だから、成長期の方においてはそのパターンによって治療開始時期が異なるので
注意が必要なのです。
そしてもう1つ未成年の方で重要な要素として、
ご本人の意志です。(←成人でも同じですが)
こればかりは、いくら親御さんがああだこうだ言っても、
肝心の本人の意志が無ければ厳しいものがあります。
特に歯のお手入れは、歯列矯正を始めると格段に難しくなるので
本人の意志が弱いと虫歯のリスクが高くなってしまったり、
治療途中でモチベーションが切れてしまう恐れもあったりします。
成長が止まった20歳以降なら、成長の要素がありませんから
成長期特有の難しさは消失します。
となると、
「矯正しよう!」と思い立ったが吉日かもしれませんね。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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