寄り添いの医療
投稿日:2024年9月18日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol702)
歯医者として21年間、いろんな患者さんに接してきました。
私自身、人生も半ばに差し掛かってきましたが、
人の心に寄り添うことの大切さを身に沁みて感じております。
歯の治療1つとっても同じだと考えています。
いくら良い治療をしようとも、患者さんの心に寄り添っていなければ
それは本当に良い治療と言えるのだろうか?と思います。
私自身も患者になることが過去に当然ありました。
いくら専門知識があり、技術も身につけていても、
いざ自分自身が患者になると、何もできません。
インプラント手術を受けた時は、
わかっていても不安は感じました・・・。
治療が怖い、という患者さんもそれなりにおられます。
はたまた、普段の生活が猛烈に忙しくて、お口の手入れが全然できなかった、
ということで恥ずかしそうにされる患者さんも。
私は歯を診ながらも、その患者さんがどういう人生背景があったのか、
どういう生活なのだろうか?と想いを巡らせるようにしております。
もちろんプライベートなことに首を突っ込む気は全くありませんので、
不必要に何かをお聞きすることはしません。
ただただ、その人その人、お一人それぞれに、
シンプルに寄り添いたい、と心から思っております。
知り合いの人がとある年輩のお医者さんにかかった時に
「僕は患者さんに寄り添うことを大事にしている。
日本の医療は病気を治すことだけに専念しているが、
精神的な部分も含めたケアが日本の医療に欠けている。
だから僕はあなたの心に寄り添います」
と言われて感動したそうです。
私もそういう人でありたい、という思いを強くしました。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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