歯医者さんが教える!インプラントで気をつけること②
投稿日:2024年6月27日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol662)
インプラント治療を受ける際に気をつけるべきことがいくつかあります。
1.インプラントのメーカーがどこのものか?
2.歯を抜いた理由が歯周病だったかどうか?
3.定期的な歯のメインテナンスを受けてきたか?これから(も)受けるか?
4.たばこを吸っていないか?
5.全身疾患はあるか?(糖尿病、骨そしょう症など)
今日は
2.歯を抜いた理由が歯周病だったかどうか?
について。
もしこれに該当したのであれば、インプラントをする場合には要注意です。
インプラントに限らず、ブリッジ、入れ歯を選択したとしても要注意であることには
変わりありません。
なぜか?というと、歯を抜かなければいけない歯周病になってしまったのであれば、
他の歯も歯周病でだいぶやられてしまっていることが多いからです。
ということは、お口の中は歯周病菌だらけだということなのです。
しかもやっかいなのは、歯周病菌というのは完全にゼロにはできない、ということなのです。
歯周病菌は常在菌と呼ばれ、お口の中に歯が存在している限り、どうあがいてもゼロには
できないのです。(一時的にすごく少ない量にまで減らすことができる場合もありますが)
そして歯周病で歯がやられてしまう、ということは
歯周病のリスクがとても高い、ということでもあります。
これは、インプラントにおける歯周病、すなわちインプラント周囲炎のリスクが高い
ということと同じです。
それでもインプラントをするのでしたら、
インプラントをする前に歯周病を解決しておく必要があります。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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