歯医者さんが教える!変わらないことの大切さ
投稿日:2024年4月10日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol628)
定期検診とクリーニングに通っておられる患者さんにおいて、
私が
「今回もお変わりありませんでした。問題なさそうですよ」
とお伝えすると、
「状態が変わらないことって、そんなにすごいことですか?」
と真顔で聞かれることがたまにあります。
はい、状態が変わらないことって、実はすごいことなんですよ!
ぜひ大喜びしていただきたいくらいなのです。
無常、という言葉がありますね。
この言葉は仏教における中核的教義3相の1つです。
平家物語の冒頭にも出てくる
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」
という有名な一節が高校の教科書に出てきますね。
この諸行無常、お釈迦様が説かれたものの1つです。
お釈迦様が
「この世のすべてものは移り変わり、また生まれては消滅する運命を繰り返す。
永遠に変わらないものはない」
ということを無常という言葉に込められたわけです。
私たち人間も同じですね。
生きとし生けるもの、すべて等しく老います。やがて全員必ず死を迎えます。
歯だって同じです。
毎日歯を使っています。来る日も来る日も休まず。
10年、20年、30年、、、ずっと変わらないまま、なんてあり得るでしょうか?
空気のように当たり前と思っていても、歯も無常なのです。
状態が変わらない、健康だ、
ということが
いかにありがたいことか・・・。
というわけで、
変わらない状態をできるだけキープしていきましょう。
をお探しの方はこまい歯科までご相談ください。
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