歯医者さんが教える!銀歯って歯に良くないの?
投稿日:2022年4月25日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol326)
歯に詰める物で保険が利くものの代表が銀歯です。
良い点は保険が利くので大変安価に治療を受けられることです。
ただ・・・。
実は歯医者さん達は、自分の身体に銀歯を絶対入れないようにしているのです・・・。
なぜなら、銀歯が歯にも身体にも良くないことを熟知しているからです。
まず銀歯とは何か?と言いますと、
以前は12%金銀パラジウム合金が主流でした。
過去形なのは、ここ数年にわたるパラジウム価格の高騰とロシアによるウクライナ侵攻の
影響で、治療すればするだけ赤字幅が広がってしまうがために、
銀合金に切り替えた歯医者さんが多数出たからです。
そのため、今現在では銀合金に切り替えた歯医者さんが多いようです。
まず金銀パラジウム合金ですが、
これは今年2月頃、東北大学の研究でも
アレルギーの原因になることが発表されています。
また、1995年の岡山大学の研究によれば
銀歯の寿命は5~7年程度であることが
わかっています。
しかも顎関節症の発症率が銀歯によって2倍に高まるのだそうです。
つまり、金銀パラジウム合金は、歯にとって硬すぎる、錆びる、
身体にとっても成分的に良くないのです。
そして銀合金は金銀パラジウム合金よりもはるかに質が良くない金属ですので
論じるまでもありません。
こうした理由から、歯医者さん自身、自分の身体には
絶対銀歯を入れないようにしているのです・・・。
では当の歯医者さん達は仮に自分に入れるなら何を入れるか?というと、
見た目を気にするならセラミックを、
そうでないなら白金加金合金もしくは金合金を
入れているのです。
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