歯並びを治療中に頭痛と肩こりが消えた
投稿日:2022年10月7日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol405)
前歯の見た目が気になる、ということで
部分的な歯列矯正を開始した患者さん。
真ん中の前歯の両隣の歯が、下の歯よりも内側に入ってしまって
歯が一部隠れてしまっていました。
長年、ずっと見た目がコンプレックスだったそうで、コロナ禍での
マスク生活から、矯正治療を決断されたそうです。
矯正治療開始して1か月半でここまで来ました。↓
さらにこの1か月半後には、
隠れていた上の前歯が完全にジャンプして
だいぶ正常な位置に移動しました。
この写真の状態は術前から予測していた通りです。
患者さんにもそれをお伝えしてご了承いただいております。
「食事がしづらい期間があって大変ですが
そこが山場ですよ」
と。
確かに食事は大変だ、とおっしゃっておられましたが、
意外な副反応が起きたのです。
実はちょうどこの時期から、
長年続いていた頭痛・肩こりが
消えたそうなのです。
そして同じく、右ひざの動きが良くなった、とのことでした。
噛み合わせはまだ改善の最中ですが、
こういう良い反応が早くも出たことで患者さんが喜んでおられました。
私も同じく嬉しいです。
おそらく上の内側に入っていた前歯2本が、
下の顎の動きを規制し、
それにより顎の筋肉に緊張や負荷をかけ続けていたことからはじまって、
頭痛、肩こり、さらにはひざの動きにも影響を与えていた可能性が
考えられます。
過去にも、歯並びを良くしたら
腰痛が消えた、
ひざが良くなった、
肩こりが改善した、など
思わぬ効果が出た患者さんが何人もいらっしゃいます。
ただし、全部の患者さんで必ずしもかみ合わせを良くすれば
腰痛、ひざ痛、肩こりなど全身の症状が良くなるとは限らない点には
くれぐれもご注意ください。
あくまで治療の嬉しい副産物、という認識を持たなければなりません。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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