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歯医者さんが教える!歯に亀裂が入ったら?①

投稿日:2023年2月17日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol467)

 

「歯に亀裂が入った」と患者さんご自身が気づく場合があります。

これは当然ながら、歯肉の上の歯の部分、

すなわち患者さんも歯医者さんも見える範囲の部分

に亀裂が入った、という状態が当てはまるはずです。

 

このケースの多くは、

エナメル質と呼ばれる歯の一番外側の硬い部分に

亀裂が入った状態です。

 

ただ、その亀裂はエナメル質の内側の象牙質にまで

入っている場合もあります。

 

難しいのは、これらの亀裂が歯の内部のどの辺まで

入り込んでいるか?がわからない場合がほとんどである

ということです。

 

例外は治療をして、歯の内部まで削った場合ですが、

それでも歯の亀裂がわからないケースもやはり存在する

のです。

 

とは言っても、

お口の中で見える範囲の歯の部分に入った亀裂の多くは

問題なく経過しますから、

症状がない場合は治療することはありません。

 

ただし、

歯がしみる、痛い、といった症状があった場合は要注意です。

 

歯の亀裂だけが必ずしも「しみる」「痛い」といった症状と

結びつくわけではないのでこの点も注意が必要ですが、

この亀裂が歯の神経にまで入り込んでしまっているケースも

実際にはあります。

しかし、その亀裂を肉眼やルーペ、マイクロスコープで見抜くことが

不可能な場合も結構あるようなのです。

 

なぜならそういう亀裂は

マイクロクラック

と専門家の間では呼ばれておりますが、

「マイクロ」というくらいですから、

本当にミクロの世界でのお話になります。

 

ですからこの「マイクロクラック」、

それこそ電子顕微鏡でも引っ張り出してこないと見えないのです。

 

ただ、さすがに電子顕微鏡で生きている人間の歯を観察するのは不可能です。

 

特に虫歯、詰め物などがまったくないのに、歯が痛い、しみる、といった場合には

このマイクロクラックの可能性も疑わざるを得なくなりますが、

他にも原因となりうる病気があるので、

診断は困難を極める場合があります。

 

 

世田谷区・千歳烏山でできるだけ歯の神経を温存する歯医者

をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。

 

 

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