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歯医者さんが教えるセラミックの種類(詰め物編)

投稿日:2023年9月29日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol558

 

セラミック、と一言で言ってもいろんな種類があります。

 

陶材、プレスセラミック、ジルコニア。

今行われているセラミックの詰め物は、

この3種類の材質のどれかから作られている、

と考えて間違いありません。

 

ただ、陶材は今はあまり行われていないでしょうね。

 

全世界で見れば、主流なのはプレスセラミックとジルコニアでしょう。

 

ただ、ジルコニア100%の詰め物は私はおすすめできません。

 

問題点は3つ。

1つは、どうしても硬すぎること。

2つめは、歯と色を合わせるのが非常に困難であること。

3つめは、ジルコニアという物質の性質上、歯との接着が怪しいこと。

 

特に最初の硬すぎる、という点は機能的にも問題があります。

 

詰め物が歯とフィットすることはとても重要なことですが、

ジルコニアだと、そのフィット感がゆるい場合のほうが多い印象です。

 

かみ合わせ的にも材質的に硬すぎるので、装着する場合には要注意ですし、

装着後も問題がありそうなら必要に応じて調整しなければならない場合もありえます。

 

色は本当に難しいです。まず色が合わないと思ったほうが無難でしょう。

 

最後に歯との接着も、化学的性質上、どうしても弱いことがわかっています。

この点も若干の不安は否めません。

 

一方、プレスセラミックは私も15年以上使用していますが、

以前の陶材の時代に比べると

ずいぶん施術におけるストレスが減ったように感じています。

 

もちろん陶材には陶材の良さはありますが、

セラミックの詰め物を選ぶならプレスセラミック一択。

 

そして、もし可能ならなるべく腕の良い歯科技工士に製作を依頼したいところです。

なにせセラミックは歯医者さんだけでなく歯科技工士の腕も大きく影響しますので・・・。

 

 

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