歯医者さんが教える!歯を抜いてすぐにインプラントを入れる方法
投稿日:2023年8月23日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol538)
歯を抜かなければいけない場合に、インプラントを希望されるケースにおいて、
歯を抜いてその場でインプラントを入れる方法もあります。
専門的には抜歯即時埋入と呼びます。
この抜歯即時埋入、長所と短所がありますのでご紹介します。
【長所】
①手術が1回で済む(痛い思いが1回で済む)
→歯を抜くのとインプラント手術で2回麻酔するところが1回で終わる
②治療期間がぐっと短くなる
→歯を抜いて治りを待ってから、となると3~6カ月の期間がかかる。
その後インプラントを入れて、3週間~3カ月(~6カ月)(※)
(※インプラントメーカー、骨の状態によって期間が変わる)もの期間を要する。
一方、抜歯即時埋入の場合は歯を抜いて治りを待つ場合における3~6カ月の期間を
省略できる。
【短所】
①抜歯する場所の顎の骨がないと施術できない
②歯肉、顎の骨の変化の予測が難しい面がある
③抜く歯の向きにインプラントが入りやすいため、
歯並びや顎の骨が硬すぎる等の問題があるとインプラントを理想的な方向に入れづらい場合がある
抜歯即時埋入が可能であっても②と③の問題から、奥歯には向かない方法だと感じています。
ということで、何でもかんでも抜歯即時埋入というわけにはいきませんが、
1つの選択肢として、時には患者さんの負担がさらに減るのでご提案する場合があります。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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