日本で詰め物・かぶせ物・入れ歯を作れなくなる?|世田谷区千歳烏山の歯医者

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日本で詰め物・かぶせ物・入れ歯を作れなくなる?

投稿日:2025年7月3日

カテゴリ:ドクターズブログ

千歳烏山KI歯医者の小泉です。(vol778

 

今日は少しショッキングなタイトルですが、

お伝えします。

 

実は、

日本で詰め物・かぶせ物・入れ歯を作れなくなる?

そんな日が刻々と近づいています・・・。

 

もちろん、100%全て作れなくなるわけではありません。

 

ですが、

詰め物・かぶせ物・入れ歯を作るには納期が大幅に延びる

ということが近い将来起きるかもしれないのです・・・。

 

これはひとえに歯を作る国家資格を持つ歯科技工士さん達の数が

絶対的に不足し、しかもどんどん減っているからです。

 

最近、歯医者さんの業界で耳にするようになったのは

「新たな取引先を一切断る歯科技工士さんが出てきた」

「詰め物・かぶせ物・入れ歯などを作ってくれる納期が長くなった」

などです。

歯医者さん達もいろいろ追い詰められてはいますが、

歯科技工士さん達も追い詰められているのです。

 

日本全体も人口がどんどん減っており、人手不足が進んでいます。

 

このしわ寄せは患者さんに行ってしまうわけですが

こればかりは私達にはどうしようもないことです。

 

昭和、平成、令和と時代が移り変わり、

今まで当たり前だったことが当たり前ではない時代になりました。

 

暗い話題で申し訳ありませんが、

歯を歯科技工士さんに作ってもらうこと自体が

年々難しくなっていくことでしょう。

 

貴重さもその分、年々増していくこととなります。

 

こう書くと、

「3Dプリンターがあるじゃない?」

「CADCAMがあるでしょ?」

という人もおられるかもしれませんが、

未だに手作りの製作物には遠く及びません・・・。

(当院にもCADCAMだけで作っているかぶせ物もあるにはありますが・・・)

 

今のところはまだ何とか大丈夫ですが、これから予想されていることを

思うと、いつまで歯科技工士さんに歯を作ってもらい続けられるのか?

心配になります・・・。

 

患者さんと私達・歯医者さんにできることは、

できるだけ予防して歯を悪くしないようにすること

かもしれませんね。

 

 

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