なるべく抜かないのは自分の歯が一番だから
投稿日:2024年9月25日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol704)
私たちは、患者さんごとにご希望をお聞きしながら、
できるだけ歯を抜かないように努めております。
もちろん、どうしても残すことができない歯は残念ながら抜かざるを得ないです・・・。
また、将来を考えて、積極的に抜きたい、という患者さんもいらっしゃいますし、
そこはちゃんとご相談しながら、患者さんのご希望に寄り添って、
メリットがあるのであれば積極的に抜く場合もあります。
では、なぜ歯をなるべく抜かないか?というと、理由は簡単です。
それは、やっぱり自分の歯が一番良いからです。
歯を抜くと、インプラント、ブリッジ、入れ歯の3つの選択肢が基本です。
(年齢が40歳以下で、条件が合えば親知らずの移植もそこに加わってはきますが)
歯医者を21年やってきて、患者さんの快適さにおける感想をお聞きしてきた結果、
1.自分の歯
2.インプラント
3.ブリッジ
4.入れ歯
になります。
インプラントは良いのですが、100%元通りに戻らない部分も実際にはあります。
あくまで、失った歯を人工的に回復する手段の1つにすぎないのです。
点数で言えば、100点満点中90点、というのが私の中では平均的なイメージです。
自分の歯にもいずれ寿命というものはやがて来てしまいます。
ただ、その時になってからインプラントなり他の方法を検討する、というなら
自然な流れだろうと思います。
自分の歯がまだ持ちそうなのに積極的に抜く、という場合には、
いろんな条件を勘案した上でなければ、なかなか下せない決断です。
その辺はいろんな面での洞察が必要になりますね。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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