歯医者さん自身が体験した歯列矯正のお話⑥
投稿日:2021年10月1日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol231)
矯正治療中に起きた困ったこともあります。
1.フロスをするのがすごく大変
矯正治療中はワイヤーに邪魔されてフロスを普通に入れることができません。
そのためワイヤーの下にフロスをくぐらせてから行う必要があります。
これに慣れるまで結構時間がかかってしまいました。
2.装置の一部が取れたりワイヤーが外れたことがあった
矯正装置は歯に接着させているため、力が変にかかり過ぎると外れる場合があります。
私もそういうことが何度かありました。
すぐ受診できるなら良いのですが、私の場合は遠くまで通っていたため、
受診日まで我慢していました。
3.3か月に一度くらい、装置が唇や頬の粘膜にひっかかって口内炎ができた
いったん矯正装置に慣れるとほとんど気にならなくなるのですが、
しばらくしてから装置が唇や頬の粘膜にひっかかって口内炎ができた
ことが何度かありました。
1週間もすればまたケロッと忘れていましたが。
4.矯正力が強くかかったり、調整直後は噛むと痛いことがあった
噛むと痛い、というのは矯正治療開始直後から1~2週間の間に一番頻度が高く経験
することのようです。
あとは、矯正治療が進んでいても、調整直後から数日は噛むと痛いことも
ありました。
私の場合は痛み止めは一度も使いませんでした。
痛いといっても「少しジワーっと痛いかな」というくらいでした。
私の患者さん達も、痛み止めを飲んだ方はほとんどいらっしゃらないので
私と同じく、我慢できる範囲で済んでいるようです。
(注意:「痛み」は個人差がありますので、痛み止めが一切いらないとは限りません。
あくまで痛み止めを使う確率がとても低い、という経験則です)
をお探しの方はこまい歯科までご相談ください。
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