歯医者さんが教える!歯周病って痛くなければ治療しなくていいの?①
投稿日:2022年4月28日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol328)
皆さんは歯周病は自分には関係ないことだ、と思いますか?
実はかなりの確率で関係があります。
実際、20歳以下の人でも60%、20歳以上の人は80%以上が
何かしらの問題を抱えているのです。
しかも年齢を重ねるほどその割合が増加していきます。
ではなぜ気にする人が少ないのか?
それは、悪くなっても痛くない場合がほとんどだからです。
もちろん自分で気づくことができる症状はあります。
・歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシをしていると歯肉から血が出る
・歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシを使った直後に臭いをかぐと臭う
・歯肉が以前に比べて下がった
・歯が以前よりも長くなった気がする
・口が臭う(家族などから指摘された)
・歯がグラつくようになってきた
などなど・・・。
このうち、口が臭う、というのは歯周病の入り口である歯肉炎であっても起こります。
ある程度進行すると、においがきつくなってきたりもしますが、これは自分で気づく前に
周囲(主に家族)から指摘されることのほうが多いでしょう。
歯がグラつくようになってきた、となると一大事です。
この場合、かなり歯周病が進行していて手遅れに近い場合もあります。
では口は臭わない、歯がグラついていないから大丈夫、
という理由だけで放置して問題ないか?というと実は違います。
次回続きを解説しましょう。
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