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歯医者さんが教える!タバコと子供の歯肉の関係とは?

投稿日:2020年1月20日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol7)

 

皆さん、タバコは吸いますか?

(私は嫌煙家で喫煙歴は完全にゼロです)

 

実は「大人の喫煙は子供の歯肉にも影響する」のです!

その最たる例がこちら。

7歳の方です。

歯の近くの歯茎が全体的に茶色くなっていて

それが帯状に連続しているのがわかりますね。

 

これは完全に受動喫煙の証拠です。

(その後確認したら、お父様が喫煙者でした)

 

ちなみに受動喫煙はIARC発がん性で「グループ1」に分類されます。

グループ1は「ヒトに対する発がん性が認められる化学物質、混合物、環境」のことです。

 

良くないことに、

年齢が低いほど血清ニコチン濃度は高くなる傾向にある

そうです。

 

言い換えると

「年齢が低いお子さんほどタバコの害を受けやすい」。

歯科的には

年齢が低いお子さんほど受動喫煙のせいで

歯肉が茶色くなりやすい

ということです。

さらに突っ込んで言えば、

子供たちは受動喫煙のせいで歯肉炎になりやすい

のです。

なぜなら、たとえば喫煙者は非喫煙者の約5倍も歯周病リスクが高まることが

知られているからです。

何より歯科の診療現場でも

喫煙者の問題点(歯周病になりやすいなど)は

ひしひしと感じます

喫煙者の方は歯周病になりやすいということも認識していただきたいですね。

 

 

こちらのお子さんは12歳。

先の7歳の子に比べるとまだ歯肉の変色は少ないほうですが、

やはり茶色の帯が認められます。

 

喫煙される方々は、周囲に子供がいない環境でタバコを吸っていただきたいものです。

また、喫煙終了後も30分間は呼気からタバコ成分が

高濃度に含まれて出てきます。

 

せめて子供たちとは喫煙中から喫煙後30分は接触しないことで

子供の全身の健康への悪影響だけでなく

歯肉の変色も避けられる

ということを知っていただければ幸いです。

 

世田谷区・千歳烏山で歯周病治療をする歯医者をお探しの方は

こまい歯科にお気軽にご相談ください。

 

 

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