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歯医者さんが教える!神経を取った歯に入れる物

投稿日:2024年5月24日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol651

 

歯の神経を取った後、何の材料で歯を補強し回復させるか?で

悩んでおられる方がとても多いかと思います。

原則は

土台(コア)を入れたうえでかぶせ物(クラウン)を装着する

というものです。

 

例外は前歯において、歯肉より上の部分に歯がたくさん残っていること、

歯の変色が起きていない、という場合です。

 

その場合は穴が開いている部分を

レジンというプラスチックみたいな樹脂状のもので

詰めれば大丈夫です。

 

ただしこの場合、中長期的には

①歯の変色が起きてくる可能性(灰色、あるいは黒ずんでくる)

②歯が水平的に折れてしまう可能性

がありますのでその点は予めご承知おきください。

 

次に奥歯ですが、患者さんの中には

「削りたくないからクラウンは嫌だ、インレーにしてほしい」

という方がいらっしゃいます。

 

実は世界的に有名な審美歯科のP.マニエ先生が、

歯の神経を取った歯であっても、セラミックインレー・アンレーで

十分対応できる!

と主張され、実際数多く施術されておられます。

 

しかし実は、マニエ先生の患者さんはほとんどが白人、黒人です。

 

私も白人の患者さんの治療もこれまで手掛けてきましたが、

私たち日本人、アジア人とはまるで歯の構造が違うのです。

 

そのため、マニエ先生の理論を信じて日本人に施術すると

うまくいかないのです。

お恥ずかしながら、10年以上前になりますが、

私も患者さんに良かれと思って

マニエ先生理論を実践していた時期がありましたが、

トラブルも起きやすかったのですっかり止めてしまいました。

 

私の先輩でロサンゼルスで歯内療法専門医として開業されている先生も

「マニエはああいうけど、やっぱり基本通りコアとクラウンを入れないとダメだと

僕は思う」

と言っていました。

 

 20年歯医者をやってきて、私もその先輩と同じ結論に至っています。

 

 

 

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