歯医者さんが教える！虫歯治療ってどんなふうに進むの？①

こまい歯科の小泉です。（vol１５８）

「虫歯治療って、何回で治りますか？」

こんな質問を頻繁に受けます。

ただ、虫歯の状態によって変わりますから、

ここではあくまで一般的な流れをご説明します。

１．小さい虫歯

　小さく削って治すことができる場合は、その場１回で治ります。

私もなるべくならこんな感じで治したいな、と常々思っております。（実際は難しいですが）

２．ある程度の大きさの虫歯

　虫歯を削った後、詰め物あるいはかぶせ物を入れるために歯の形を

整えます。そして歯型を採ります。

　その歯型から模型を作って歯科技工士さんに依頼します。

　後日、歯科技工士さんが作って下さった詰め物やかぶせ物を

歯に装着して完成です。

３．歯の神経が残せるかどうか？の瀬戸際のような大きな虫歯

　これがやっかいです。

　虫歯を取ったものの、歯の神経が大丈夫かどうか？は

その場で１００％確信できるものではありません。

　そのため、私の場合はいったん虫歯の穴に歯の神経の保護材を兼ねた仮のセメントを入れて

２週間程度、お待ちいただきます。（※歯医者さんによってやり方が異なります）

　万が一次のアポイントまでに痛みが出たらすぐご来院いただき、歯の神経を取ります。

　２週間待ってみて、異常がないようであれば２．と同様に歯に詰め物・かぶせ物を作ります。

　異常がある場合は、残念ながら根管治療（歯の神経を取る処置）に移行します。

（後日、続きを記載します）

世田谷区・千歳烏山でなるべく歯を削らない治療をする歯医者さんを

お探しの方はこまい歯科までご連絡ください。