歯医者として21年目を迎えて
投稿日:2024年1月18日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol586)
私にとっては去年がちょうど、北海道大学を卒業して20年となる節目の年でした。
(この絵は昔の北大がまだ札幌農学校で今の札幌市の大通に校舎があった時代と
現在の北大理学部の校舎を合わせてコンピューターに描いてもらったものです。
個人的なおすすめスポットはポプラ並木、クラーク像の後ろに広がる中央ローン、
北13条門から工学部に向かういちょう並木です)
今年は歯医者として21年目を迎え、さまざまな経験を積んでまいりました。
しかし、21年目を迎えようとしている今であっても
初めて経験するケースが未だにあるのもまた事実です。
手前味噌ではありますが、この20年間、ひたすら努力を積み重ねてきました。
技術的なトレーニングは20~30代の時に相当集中して行いましたので、
それが大きな財産となってはいます。
けれど、やはり歯の治療は人間が相手ですので当然1人1人で全く状況が異なります。
教科書通りにいかないこともしょっちゅうあるものです。
難しいケースは、未だに休日でも頭から離れず
考え続けていることはしょっちゅうあります。
ボーっとしているときにパズルが突然つながって
活路が見いだせる時もありますし。
(脳のデフォルトネットワークモードって言うらしいですね)
本当に小さいことですが、どうしたら少しでも良くなるか?
毎日考察を繰り返し、知恵を絞り、修練も積み重ねながら過ごしてきました。
一方で、個々の患者さんそれぞれでベストの治療法というのは当然変わります。
だから20年この仕事をしてはきましたが、
歯医者という仕事もそんなに甘くない、むしろ厳しい道のりである、
と感じております。
あの徳川家康公も「人生には苦労しかない」との言葉を遺していますが
つくづくそう思います。
しかし、それでも前向きに、どんな困難もつぶしていくという強い決意があるからこそ
20年という歳月の間、歯医者として生きてこられたと思っています。
皆さんに寄り添いながら、何が一番良いのか?を引き続き一緒に考え、
少しでもお役に立てれば本望です。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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