患者さんからの質問:歯の詰め物で最適なものは?
投稿日:2024年1月29日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol592)
患者さんから
「この歯に詰め物を入れる場合、何が最適ですか?」
と聞かれることがあります。
まず、歯に詰め物を入れる場合、穴の大きさ・形によっても
その答えは変わります。
1.穴の大きさが小さい場合
まず選択肢にのぼるのがレジン充填、グラスアイオノマー充填の2つ。
レジン充填は色・形ともに比較的きれいです。ただし虫歯の再発リスクは高めです。
グラスアイオノマー充填は色・形ともに
レジン充填には劣ります(問題になることは少ないですが)。
その代わり、虫歯の再発率はとても低いです。
また、これらは歯を削る量が少ないのも利点です。
ただし、歯と歯の間に詰める場合は形をぴったり合わせるのが難しいという欠点もあります。
2.穴の大きさがある程度大きい場合
インレーと呼ばれる詰め物を作るのが一般的です。
インレーにも材質はさまざまあります。
金属なら、銀歯(金銀パラジウム合金)、金合金、白金加金。
白なら、セラミックス、ハイブリッドセラミックス。
そしてもし皆さんが
「虫歯の再発をできるだけ防ぎたい」というご希望なら金合金、白金加金が最適です。
「見た目を白くしたい」というご希望ならセラミックス、ハイブリッドセラミックス
が最適です。
このように、状況によって、さらにはどういう点を望むか?
によっても答えが変わってきますので
予め知っておきましょう。
をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。
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