歯医者さんが教える!審美の本場・米国流のセラミック治療①
投稿日:2022年6月17日
カテゴリ:ドクターズブログ
こまい歯科の小泉です。(vol351)
前歯をきれいに治したい、きれいな歯を入れたい、というご要望が
とても多いです。
いわゆる審美歯科の分野になりますが、やり方はさまざまです。
ただ、本家本元は米国です。
本場である米国に勉強に行った時、つくづく思ったのは
ただただ基本の積み重ね。
これに尽きます。
(もちろんインターネットにも文献にも載っていないような
本場ならではの情報もたくさん得てきましたが。)
しかし、この地道な基本の積み重ねが、そう簡単な道のりではないのです。
かつて、元・プロ野球のイチロー選手もこう言っていました。
「小さいことを積み重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道」
だ、と。
たとえば歯の形成という技術。
このレベルを30分で行います。
単にこの形にするだけではだめです。
(←全国各地から研修に来られた先生方の指導をした時、
正確にできる先生は案外少なかったです・・・)
虫歯が深ければ虫歯を除去して補強する、
マージンラインは全周円滑に、(下の写真は歯肉圧排糸を入れてあるため歯の周囲が黒く見えます)
そして歯肉はできるだけ傷つけずに。
ここまでの条件をつけると、普通は最低でも1時間はかかると思います。
単純にきれいに見えれば良い、違和感が無ければ良い、という目標レベルなら
治療の難易度は下がるでしょう。
しかし、1年、2年、5年と経過していくと、そういう適当なやり方をすれば
歯肉が腫れてきたり、歯肉から出血したり、違和感が出たり続いたり、においがしたり、
虫歯になりやすかったり、などなど
さまざまなトラブルが後々出てきます。
目先の利益に捉われずに、その人の長い人生を思って、
できるだけきれいに、なおかつ長持ちする歯を作ることを通して
幸せになっていただきたい、と切に願いながら施術しています。
世田谷区・千歳烏山で本物の米国流審美・セラミック治療をする歯医者
をお探しの方はこまい歯科までご相談ください。
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