歯医者さんが教える!歯列矯正よくある誤解②
投稿日:2022年10月13日
カテゴリ:ドクターズブログ
千歳烏山KI歯医者の小泉です。(vol407)
歯列矯正でよくある誤解として、
誰でもモデルのようなきれいな歯並びになる、
というものがあります。
しかし、実際には患者さん1人1人それぞれで仕上がりは
全く異なります。
たとえば美容室で
「芸能人の〇△■さんと同じ髪型にしてください」
と言って、写真も持って行ったとしましょう。
でも、全く同じ仕上がりにはならないですよね?
髪なら、
長さ:長いのか短いのか?
太さ:太いのか細いのか?
直毛なのか、曲毛なのか?
また、頭(顔)の骨の形によってもヘアスタイルは異なるはずです。
たとえば顔の輪郭が卵形なのか、三角形なのか、四角形なのかetc。
美容師さんはいろんな要素を考えて、それぞれのお客さんのヘアスタイルを
決めていることでしょう。
歯列矯正もある意味でそれと似ているところがあります。
歯が通常のサイズなのか?大きめなのか?小さめなのか?
顎の骨の形が左右対称なのか?
それとも片方は正常で、もう片方は通常よりカーブがきついとか等々・・・。
患者さんの身体も歯も、まさに十人十色です。
1人として同じ歯並び、骨格、歯の位置、噛み合わせなどが同じことはありません。
全員違うのです。
だから、どうしても全員違う結果になる、ということを知っておきましょう。
もちろん、そんな混沌とした状況の中でも、
これだけはできるだけ達成したい、という
治療目標というものは存在します。
そういうものは矯正治療を手掛ける先生なら必ず持っていますので
適当に治療しているわけでもないですし、
単に歯を並べればOKとも考えてはおりませんから、
その点はご安心ください。
をお探しの方は千歳烏山KI歯医者までご連絡ください。
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