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教えて歯医者さん!フルジルコニアってどうなの?

投稿日:2024年5月30日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol654

 

フルジルコニアという材料があります。

 

これは詰め物・かぶせ物すべてが

ジルコニアでできている物を指します。

 

ジルコニアという材質自体が歯科で登場したのは2005年です。

 

この年に厚生労働省の認可を受け、いろんなメーカーから製品が出てきました。

 

その当時、私も新しい材料が出てきたこと、しかもそれらがCAD/CAMで作られる様を

目の当たりにし、新時代の幕開けを予感した記憶があります。

そしてものすごいスピードで歯科業界内で普及していく様も観てきました。

 

ジルコニアは当初、従来のメタルボンドと呼ばれる金属部分をジルコニアで置き換える

という使われ方がメインでした。

 

一方、フルジルコニアと呼ばれる100%ジルコニア製のクラウン、インレーも

登場してきたのです。

 

ただ、当時のフルジルコニアは色がものすごく白く、真珠のような見た目であり、

とても審美的なものとは言えませんでした。

しかも硬さがすさまじく、歯医者さんでよく使うタービンというキーンと音がする機械で

削ると火花が散るくらいなのです。

 

そのため、フルジルコニアを入れた歯はもちろんのこと、嚙合わせる歯を傷めるリスクも

すごく懸念される状態でした。

 

しかし10年ほど前、ジルコニアが3~5層に積み重ねられた製品が登場してきて

様相が変わってきました。

硬すぎること、見た目が良くない、という点がだいぶ解消されてきたのです。

 

しかしながら、それでも表面の強度はまだまだ硬すぎます。

 

歯医者さんの業界内でもまだ議論が真っ二つに分かれている、というのが

現実です。

 

また、かみ合わせの観点では、奥歯においてですが、

他の材質に比べて形が平べったく、丸い歯になりやすいため

かみ合わせの精度は低く、遊びも多めな印象です。

 

どうしてもフルジルコニアでないとなすすべがない時も現実にありますが、

まだまだ課題のある材質だと私は考えています。

 

私自身が患者の場合、どうしようもない場合を除いてはフルジルコニアを選ばないのですが

皆様が利点欠点を理解した上で選択されるのでしたら、まあOKかもしれない、

と考えています。

 

 

世田谷区・千歳烏山でセラミック・審美治療が得意な歯医者

をお探しの方はこまい歯科までご相談ください。

 

 

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