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歯医者さんが教える!複数の歯を治す場合の注意点②

投稿日:2022年2月2日

カテゴリ:ドクターズブログ

こまい歯科の小泉です。(vol287)​

 

今日はちょっと専門的なお話です。

「複数の歯を治す場合の注意点①」で

かぶせる処置が必要な場合、

前歯と奥歯を同時に治してはいけない、

と述べました。

 

とはいっても、

前歯も奥歯も治療しなければいけない状況に陥っている

患者さんも当然いらっしゃいます。

 

「歯」と一言で言っても、ご自身の歯(天然歯)、ブリッジ、インプラント、入れ歯

と種類がありますが、どの場合であっても基本は同じです。

(ただし、歯の位置関係や状況によっては応用を利かせる必要があります)

 

私がこれまで若手の先生方に出したクイズで

「全ての歯を治さなければならない場合に、

前歯と奥歯、どっちを先に完成させるべきか?」

というものがあります。

 

しかし、残念ながら過去15年で1人も正解者は出ませんでした。

 

どの先生も一律に「奥歯から」と答えたのですが、実はそれは間違いなのです。

 

正解は、「前歯から」です。

 

その理由は機能にあります。

 

前歯の役割は、

まず食べ物をかみ切ることにあります。

 

また、人間の場合は見た目にとって前歯が役割の大半を果たします。

(海外だと見える範囲は全てになるので奥歯も含まれますが)

 

もう1つは奥歯を守る機能です。

 

歯ぎしりする時に上下の前歯や犬歯どうしがぶつかることで、

奥歯が離れるようになっているというガイド機構が働くのが理想的です。

 

しかし、奥歯を先に治してしまうと、

歯の形(角度)は前歯・犬歯の形に支配されていますから、

もしかするとせっかく治した奥歯が

後で治した前歯・犬歯によるガイド機構がうまく機能しないことによって、

歯ぎしりしたときに思い切りぶつかってしまう危険性が十分あり得ます。

 

仮に奥歯がぶつからないとしても、

歯科技工士さん達は危険を回避するために

なるべく平らな歯を作らざるを得なくなるでしょう。

 

すると噛みづらい歯になってしまいます。

たとえ噛みづらい、と感じなくても、歯にかかる負担は大きくなってしまいます。

切れない包丁やハサミで物を切る時に不必要に力を入れないといけませんが、

それと同じ原理です。

 

こういう基本的なところを大切にすることも、

実は歯を長持ちさせられるかどうか?の違いとなってくるんですね。

 

 

世田谷区・千歳烏山でなるべく歯を長持ちさせる治療をする歯医者

をお探しの方はこまい歯科までご連絡ください。

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