歯根破折した歯を抜歯してインプラントで治療した症例|世田谷区千歳烏山でおすすめの歯医者|こまい歯科

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歯根破折した歯を抜歯してインプラントで治療した症例

歯根破折した歯を抜歯してインプラントで治療した症例

初診時のレントゲン画像こちらの患者さんは3年前からずっと奥歯に違和感があるが放置していたら痛くなった、ということで来院されました。

レントゲンを撮影すると歯根が完全に折れて分離しており、しかも歯根の尖端周囲の顎の骨も溶けていることが分かりました。

ご相談の結果、当該歯はやむなく抜歯となりました。その後の治療法としてインプラントをご希望されましたが、顎の骨が溶けてしまっていため、すぐには施術できない状態でした。

そこでまずは折れた歯の影響によって溶けた顎の骨が回復するのを待ちました。

ソケットリフト(顎骨を増やす処置)の実施

ソケットリフト(顎骨を増やす処置)の実施

抜歯して約3ヵ月後。顎の骨の回復具合を確認するためにCT撮影をしました。すると顎の骨の高さが4.6~5mmしかなかったため、まずはソケットリフトと呼ばれる手法を用いて顎の骨を増やすこととしました。

ソケットリフト(顎骨を増やす処置)の実施その結果、顎の骨の高さを9mm程度までボリュームを増やすことに成功しました。

ソケットリフト(顎骨を増やす処置)の実施

ソケットリフトを実施してからさらに3ヵ月後、再度CT撮影しました。顎の骨の高さは8.95mm、幅が9.65mmでした。まだ高さが2mmほど不足しています。そのため、再度ソケットリフトを併用してインプラントを入れることにしました。

インプラント埋入

インプラント埋入

2回目のソケットリフトをした上で、ストローマン社のインプラントを埋入しました。手術時間は30分弱でした。

手術前後のCT画像の比較

インプラント埋入

CTにおける手術前後の比較です。一番左側が最初の状態、中央が1回目の増骨から3ヵ月後、一番右側がインプラント埋入直後です。

かぶせ物の型取り・製作

かぶせ物の型取り・製作

インプラント手術から3週間後。一定の条件を満たしたため、歯型を取ることができました。

かぶせ物の型取り・製作

ジルコニアアバットメントとオールセラミッククラウン(Sクラス)ができあがりました。製作はジルコニアセラミックス東京の齋藤氏に依頼しました。

治療完了

治療完了

お口の中に最終的な歯を装着したところです。ご本人ですらどこに歯を入れたのかが分からないくらいで、大変喜んでいただけました。

年齢/性別 30代女性
治療期間 8ヵ月
治療回数 12回
治療費 インプラント手術(Straumann社)/311,300円(税込)
ジルコニアアバットメント(Straumann社)/74,800円(税込)
オールセラミッククラウンSクラス/154,000円(税込)
リスクなど ・インプラント手術後に上顎洞炎、鼻出血が起きる可能性がある。
・歯磨きが足りなかったり、定期検診と清掃を怠ったりすると、インプラント周囲炎になる可能性がある。
・長期使用によるクラウンの劣化により、クラウンを交換する必要が出る可能性がある。など

症例の担当者のご紹介

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