保存不可能な前歯を抜歯後にインプラントで治療した症例|世田谷区千歳烏山でおすすめの歯医者|こまい歯科

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保存不可能な前歯を抜歯後にインプラントで治療した症例

保存不可能な前歯を抜歯後にインプラントで治療した症例

初診時の口腔内上の前歯が腫れて痛くなった、ということで来院されました。

一見すると問題の歯は何ともないように見えましたが、歯の神経は既に取ってありました。また、かなり離れた場所にサイナストラクトとよばれる膿の出口(黄色の点線円)が認められました。

初診時のレントゲンレントゲンです。真ん中の歯の中に白い線が走っています。しかも白い線の脇に黒い線が部分的に見えます。歯が折れている可能性、あるいは歯根が炎症によって一部吸収されている可能性を示唆しています。

この歯は過去に大学病院で歯根端切除術も受けており、その上での再発でした。大学病院の歯医者さんからも抜歯を薦められたそうです。それらを踏まえてご相談した結果、やむなく抜歯となりました。

抜歯から半年後

抜歯から半年後抜歯して半年後。歯肉にできていたサイナストラクトはきれいに消えています。

また、抜歯した部分には仮歯を両隣りに貼り付けてなんとか見た目を維持しました。

CT撮影

CT撮影の結果、顎の骨もかなり回復していることが判明しました。

インプラント手術の実施

インプラント手術の実施

インプラント手術を終えた所です。仮歯の接着まで含めて所要時間は30分程度でした。ストローマン社のインプラントを使用しました。一定の条件を満たしたため、術後3週間後に歯型を取ることにしました。なお歯肉を縫った糸は術後1週間後に取りました。

インプラント手術から3週間後

インプラント手術から3週間後

歯肉は既にきれいになっています。ストローマン社の手順通り、歯型を取っていきます。

上部構造(人工歯)の製作

上部構造(人工歯)の製作

ジルコニアアバットメントとオールセラミッククラウン(Sクラス)ができあがりました。製作はジルコニアセラミックス東京の齋藤氏に依頼しました。

上部構造(人工歯)を装着・治療完了

上部構造(人工歯)を装着・治療完了最終的な歯を装着したところです。手術からわずか1ヵ月と1週間後です。

従来型のインプラントだったら追加で3ヵ月ほど余分に時間がかかっていたはずです。ストローマン社のSLActiveという、顎の骨に最速でしかも強固に結合するテクノロジーだからこそ実現したスピード感ある治療と言えます。

年齢/性別 30代男性
治療期間 8ヵ月
治療回数 8回
治療費 インプラント手術(Straumann社)/311,300円(税込)
ジルコニアアバットメント(Straumann社)/74,800円(税込)
オールセラミッククラウンSクラス/154,000円(税込)
リスクなど ・インプラント手術後に鼻出血が起きる可能性がある。
・歯磨きが足りなかったり、定期検診と清掃を怠ったりすると、インプラント周囲炎になる可能性がある。
・長期使用によるクラウンの劣化により、クラウンを交換する必要が出る可能性がある。 など

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